
こんにちは、YMSビザ(ワーホリ)で渡英しイギリスで生活中のYuki(@yukishudo)です。
このブログでは、31歳までワーホリでできるだけ多くの国に住みたい!自分の中の視野を広げながら色んな文化や価値観を学んでいきたい!そして英語の勉強も大好き!そんな私がワーホリ情報や海外生活についてブログを通して発信しています。
さて、YMSビザで渡英し1か月が経ちました。仕事探しが無事に終わりロンドンでの生活にも慣れ、イギリス人に囲まれながら毎日楽しく働いています。そんな私ですが、イギリスに渡航するまでは、「仕事が見つかるのか」「イギリスでの仕事面接はどんな感じなのか」「仕事環境はどんな感じなのか」など沢山の疑問と不安がありました。
今回の記事では、そんな疑問や不安を少しでも解消するべく、これから渡英する方や仕事探しを始める方に向けて、
この記事でわかること
- イギリスでの仕事の面接
- 仕事を開始するのに必要な手続きや書類
- 1日の仕事の流れや職場の雰囲気
について私の実体験をもとにまとめています。
イギリスでの仕事探しについては別記事でまとめています。こちらもぜひ参考にしてみてください!

イギリスでの仕事について

まずは簡単に私の現在の仕事について。
イギリスの大手バブルティー会社でフルタイムのバリスタとして働いています。
幸運にも職場は徒歩圏内なので、交通費も時間も節約できています。
(2025年現在はクリニックで受付アシスタントをしています。)
イギリスの仕事面接ってどんな感じ?

仕事探しの中で、面接を3件受けました。
聞かれた質問で共通するものがいくつかあるので、詳しく紹介していきます。
面接質問:ビザの種類は何?
こちらYMSビザと言ってもわかる方はほとんどいないようです。
これまでイギリスで生活してきて、様々な人に「YMSビザ」と試しに言ってみましが、誰一人として知っている方はいませんでした…。
なので、面接のときは最初から「ワークビザ」「2年間のワークビザ」など口頭でも理解してもらえるように伝えることがポイントです。
面接質問:あなた自身について少し教えて
これは王道の質問かなと思います。
「どんな仕事経験があるのか」「自分はどんな人間でどのように職場に貢献できるのか」をパッと答えられるよう練習しておきましょう。英語での回答となると中々難しいですが、自信をもって明るくハキハキと話せば大丈夫です!
面接質問:長所と短所は何?
これも王道ですが高頻度で聞かれます。
イギリスでの仕事面接において、3件中3件とも聞かれました。
面接中、わからないフレーズや単語があったら、今後のためにも躊躇せずに聞き返すことが大切です!

イギリスでは面接とトライアルがセットなことも

働く職業にもよりますが、レストランやカフェ、バーなどは面接とトライアル(基本無給で30分から数時間)がセットで組まれることも。私も面接とトライアルがセットで、合計1時間でした。
トライアルといっても、英語力に問題がないか、基本的なことができるのか…などを確認する為なので実際に働くというよりもコミュニケーションを取りながら職場の雰囲気を見るというものです。私は有難いことに、トライアル終了後バブルティーを2つも頂きました!
英語圏ではトレーニング期間も設けられている

こちらも職場によりますが、多くの職場でトレーニング期間や試用期間/プロベーション期間(probation period)というものがあります。
だいたい1か月~6か月で、この期間に見合う仕事ができていないと判断された場合、仕事契約が終了(クビ)となることも。これはイギリスだけでなく、オーストラリア・ニュージーランド・カナダでも同じでした。
面接に受かったからと安心せず、トレーニング期間や使用期間もしっかりと頑張りましょう!
仕事開始前の契約書類について

YMSビザで渡英した私が契約書類を記入する際に必要となったのもは…
- パスポート
- BRPカード
- 携帯番号
- NIナンバー
- 銀行口座の情報
- 住所証明
です。
上記の申請方法や取得方法などを別記事でまとめているので、こちらもぜひ参考にしてください。
NIナンバーについては、申請はしていたものの手元にはまだありませんでした。(番号が記載された封筒が届くまで通常3週間前後かかります)
なので職場に相談したところNIナンバーの提出は届いてからで大丈夫とのことでした。英国政府サイトに記載もある通り、NIナンバーが手元になくても働き始めることは可能です。
住所証明は、イギリスの銀行「MONZO」の取引明細書を利用しました。
イギリスの大手銀行でありながら、外国人でも口座開設のハードルが低いのでYMSで渡英される方にとてもおすすめ。
私も実際に使っていて、給料の振込や家賃の支払い、wiseからの送金など手数料無しでスムーズにできています。
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イギリスの仕事環境

これまでワーホリでオーストラリア・ニュージーランド・カナダの3か国で働いてきましたが、イギリスの職場環境も他の英語圏に似ているな~と感じています。やはり日本の職場環境と労働環境が様々な面で特殊なんだと思います。
どの国でも職場や従業員によって変わってくるとは思いますが、イギリスで働いていて素敵だなと感じる点を紹介していきます。
仕事は楽で時給も高い
日本で仕事経験をしてから、英語圏で働くとその仕事の楽さにびっくりすると思います。1つのやるべきタスクが終わったら、前倒しで次のタスクに取り掛かることはほとんどありません。その分、同僚と話したり、休憩したり。働いているふりをしたり、自ら仕事を作るという概念があまり無いため、ストレスフリーです。そのうえ、時給は日本の約2倍。
家賃はシェアハウスでも1室10万円~と高額ですが、食費は日本とあまり変わりません。自炊をしっかりするのであればパートタイム(週25~30時間程度)でも生活できます!

遅刻に寛容で定時で帰れる
遅刻にとても寛容で、15分前に出勤というよりも仕事開始時間に職場にいればOKです。(私は時間に厳しいのでこちらの遅刻してくる方がちょっと苦手です・・・笑)
初日に15分前に出勤したところ、「早すぎるよ!」とびっくりされました。仕事も定時で帰ることが当たり前なので、「定時で帰れる」ことが日本のようにメリットとして挙げられることがあまりないです。なぜなら、定時で帰ることが普通だから…!
仕事の帰り際に「気をつけて帰ってね」「残りの1日楽しんでね」などと言い合う文化が大好きです。

イギリスでは休憩時間も給料が出る
パートタイムでもフルタイムでも休憩時間に給料が発生するところが多いです。
6時間以上で30分の有給休憩!
これはぜひ日本も取り入れてほしいなと思います。
イギリスでは有給が28日間誰でももらえる
パートタイムでもフルタイムでも有給休暇がもらえます。フルタイムであれば、労働契約にもよりますが、ほとんどのところが年間28日間で、これを使ってヨーロッパ旅行へ行く方がとても多いです。有給も申し訳なさそうにとる人はおらず、職場では常に誰かが有給でのロングバケーションに出ています。ちなみにイギリスの有給は毎年1月に付与され、12月までに使う必要があります。
弱点よりもお互いの強みを誉めあう
仕事のミスはもちろん指摘されますが、それ以上にお互いの強みや良いところを見つけ合い、それをあえて口に出し伝えあいます。これによって、職場の雰囲気や士気も高まりますし、お互いにポジティブな感情で仕事をし成長することができます。
これは英語圏で働いていて、とても良い文化だなと強く感じる部分です。
まとめ

いかがでしたでしょうか?これから渡英される方やワーホリへ行こうか迷っている方に少しでも参考になれば幸いです。海外で「仕事をする」だけでも大変なのに、それを「英語でする」となるとかなりの体力を使います。10分の面接だけでもどっと疲れます。ですが、その積み重ねで英語力も上がり、疲労の感じ方も変わってくると思います。実際に私も、英語圏の仕事を通して各段に英語力があがり、今では問題なくイギリス人に囲まれながら英語で仕事ができています。
また、実際に他国で仕事をすることで、日本の良さや日本の普通が実際にはそうではないことに様々な場面で気がつきます。多くの方が海外で働き、その経験を日本に持って帰ることで、日本のストレス多めな労働環境が少しでも改善されればなとも思います。
Yukiの今日の英語フレーズ

イギリスでは、知らない人に対しても「My love(マイラブ)」「Darling(ダーリン)」という単語を使うことがあります。
仕事で接客をしていても、会話の最後に「My love」と言う人がいて、最初はびっくりというか違和感でした。同僚に聞いたところ、特に意味はなく、敬意や親しみを込めて言っているようです。他の英語圏ではあまり言われたことが無かったので、イギリスらしい素敵な文化だなと感じています。