
こんにちは!YMSビザ(ワーホリ)で渡英しイギリスで生活中のYuki(@yukishudo)です。
このブログでは、31歳までワーホリでできるだけ多くの国に住みたい!自分の中の視野を広げながら色んな文化や価値観を学んでいきたい!そして英語の勉強も大好き!そんな私がワーホリ情報や海外生活についてブログを通して発信しています。
さて先日、北海道の実家から荷物を送ってもらったのですが…
「追加料金支払いの請求書」を受け取ってしまいました…
1週間半たっても荷物が届かず不安になっていてところ、イギリスの郵送サービス「Royal Mail」から通知レター(請求書)が届いたのです。

今回はこれについて詳しく解説していきます。
無駄な支払いを避けるためにも、ぜひみなさんに一度読んで頂きたい内容です。
追加料金支払いの通知が届いたら?

今回の経緯としては、
- 日本の実家から冬服とほんの少しの食料を送ってもらう
- 1週間ほどで荷物が届くはずなのに2週間たっても音沙汰無し
- そこにRoyal Mail(ロイヤルメール)から1通の手紙が届く
という感じで起こりました。
そして、その手紙の内容は、
「20日間以内にVAT(追加料金)をお支払いください。お支払い頂けない場合、荷物は日本へ返送となります。」
というものでした。
VAT…馴染みのない言葉です。詳しく解説していきます!

VATとは?
VATとは付加価値税のことで、「value-added tax」を略したもの。
物理的な商品やサービスに適用される間接税の一種です。そしてこれは日本の家族からの荷物などでも条件によっては適応されます。
どんな時にVATが課税されるのか?
イギリスでは、国外から送られてくる商品に対して一定の金額を超えるとVATが課せられます。一般的には、イギリスに送られる荷物の価値が£39(7,528円)を超える場合、その荷物に対してVATが適用されます。これはギフト(家族からの贈り物など)でも適用されるので、発送時の金額申告では注意が必要です。
上記サイトに詳しく記載があるのですが、
日本からの荷物受け取り時のVATと関税(税金)に関して簡単にまとめると、
- £39以上のギフト(他の人から贈られたもの):20%のVATが発生
- 商品で£135以上のもの:VATと関税の両方が発生
ということになります。
具体例:
- 親から贈り物として送られてきた品物(私物含む)の価値が£50 → VATが適用されるが関税はかからない
- 自分が日本から購入した商品が£140 → VATと関税の両方が発生
今回私は日本の私物(合計£39以上)を父に発送してもらいました。なので具体例①に当てはまり、VATの支払い対象になったのです。

要するに、基本的に内容物の価値が£39以下であれば、VATは課されないということになります。
VATの発生を避けるには?
YMS(ワーホリ)や留学で渡英していて、家族から追加の荷物や食料を送ってもらう機会も多いかと思います。
その時は、前もってVATの課税対象となる£39を超えないように、発送時に荷物の価格を調整してもらうのが無難といえます。
今回私が請求された金額詳細
ちなみに、今回日本からの荷物で請求された金額は、
- Import VAT・・・£16.25 (3,129円)
- Clearance Fee・・・£12 (2,310円)
合計£28.25でした。
※Clearance Fee=手数料
トホホ…

通知レター(請求書)が届いたら?

通知レター(請求書)が届いたとしても、20日間以内にそのVAT(間接税)を支払うことで、荷物を受け取れます。
このVATは、基本的にParcelForceのウェブサイトでオンライン決済での支払えます。
また、VATの支払いを済ませると、荷物が自動的に配達されます。
ネットで請求額を支払い後、すぐに荷物を配送して頂けました!

VATの返金申請もできる!
不当な理由でVATが請求された場合は、返金を申請することも可能です。
イギリス政府の専用サイトからBOR286フォームをダウンロードし、必要事項を記入し申請します。この手続きは時間がかかることがあるようですが、正当な理由があれば返金される可能性が高いとのことです。その際に、荷物に貼られている専用ラベルやインボイスが必要となります。
まとめ
今回、日本からイギリスへの荷物に対して発生するVAT(間接税)ついて、私の実体験をもとに詳しくまとめました。
YMSビザやワーホリでイギリス滞在中に、日本の家族や友人から荷物を送ってもらう機会があると思います。その際、£39を超える価値の品物にはVATが課される可能性があることを頭に入れておくことで、今回の私のケースのように、無駄な支払いをせずに済みます。
また、不当な請求を受けた場合は、イギリス政府の専用フォームを使って返金申請を行うことも可能です。
Yukiのワーホリ日記イギリス編

先日、セント・パンクラス駅にある素敵な本屋さん「Hatchards」へ行ってきました。本屋さんに流れるゆったりとした誰にも邪魔されないこの時間、もう最高。店頭に並べられた本を眺めていると、目に飛び込んだ一冊。
「If Cats Disappeared From The World」

この本、知っている方も多いと思いますが、日本で映画化もされた「世界から猫が消えたなら」の洋書版。実家で猫を飼っていることもあり、表紙に一目ぼれし、即購入。まだ途中ではありますが、毎日大切に読んでいます。
話の展開のテンポが良くて、英語も難しい単語や言い回しが使われておらず会話も多いので、読みやすいおすすめの一冊です。
ではまた!
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