
こんにちは、カナダ・トロントでワーホリ生活中のYuki(@yukishudo)です。
「31歳までにできるだけ多くの国に住みたい」「現地でのリアルな生活を通して価値観を広げたい」そんな思いを胸に、英語の勉強も続けながら、カナダでの日々を過ごしています。
今回は、カナダに来て3ヶ月目にまさかの詐欺に遭ってしまった体験をシェアします。海外経験がある私でも油断していたことに気づかされました・・・。これから渡航される方も、もう既にカナダに滞在している方もぜひみなさんに読んでいただきたいです。
マジックのようだった一瞬のすり替え

夜10時ごろ、カフェのクロージングが終わって帰宅途中のこと。道端で男性に「助けてほしい」と声をかけられました。
話を聞くと、「タクシー代を支払いたいけれど、現金しか使えない。代わりにカードで払ってくれたら、同額を現金で渡す」とのこと。カナダはキャッシュレス社会なので、理にかなってると思い、私はその申し出を受けました。
支払いを済ませ、現金を受け取り「人助けができた」と思いながら帰宅。
けれど、ふと不安になりネットバンキングを確認すると…口座残高が減っていく。
「カードは手元にあるのに、なぜ?」
実はタクシードライバーもグルだった
24時間対応の銀行にすぐ電話をかけると、カード番号と私の名前が一致しないとの返答。
ここで初めて、タクシー運転手とその男性がグルで、私が支払いをしている間にカードをすり替えられていたことに気付きました。
自分のカードをずっと見ていたはずなのに、まったく気づかなかった…本当に手品のようなすり替えで、いまだにどうやって行われたのか分かりません。
すぐに銀行がカードを停止してくれ、後日カード再発行と返金対応を進めてもらえることになりましたが、失われた金額は数十万円。これまで頑張って働いて貯めた大切なお金の一部でした。
支えてくれたシェアメイトの言葉に救われた
詐欺をした相手がインド系だったことを知ったシェアメイトは、私のために心から謝ってくれました。
「自分の国の人間がひどいことをして、本当にごめん」と。その言葉に涙が出そうになりました。
知らない国で、こんなにも心を寄せてくれる人がいる。それだけで救われる気持ちになります。
ジンベイ(ワンピースのキャラ)も言いました。
「失ったものよりも今ここに残っているものはなんじゃぁ!」
そうです、私には・・・
「素敵なシェアメイトがいる!」

ワンピースが心の支えに

eBayで取り寄せたワンピースの単行本が到着!紙で読みたくて2,000円出しましたが、それでもいい。
カナダでも、日本のマンガが心の支えになっています。シェアハウスにもアニメ好きが多くて、ワンピース、ナルト、ジョジョなど共通の話題で盛り上がれる環境に感謝!
この秋には『ワンピースRED』がカナダでも公開されるらしく、今からとても楽しみです。
カフェ23で気分転換
カフェ仲間のペアリーちゃんに誘われて、トロントの「Cafe23」へ。
アンティークな内装がとにかくおしゃれで、全部の家具が欲しくなるほど。注文したのは抹茶ストロベリー。
裏庭のテラス席はまさに隠れ家で、「次はラテを飲みにまた来よう」と心に決めた場所でした。
まとめ
カナダで詐欺に遭ったのは本当にショックで、今もその時の2人の顔が忘れられません。でも、優しい人たちに囲まれて、なんとかここで生活できている私がいます。
ではまた!
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