
こんにちは、4カ国でワーホリを経験したYuki(@yukishudo)です。
YMS(ワーホリ)後の進路として、私はフリーランスという働き方を選びました。前回の記事では、その第一歩として、開業届・青色申告・事業用口座の準備など、最初に調べたことを紹介しました。
そして、実際に海外案件を受け始めてから、もう1つ大きな疑問が出てきたのです。
「外貨で稼いだお金って、日本ではどうやって申告するの?」
日本国内の仕事なら、入金された日本円をそのまま会計ソフトに入力すればいい。でも、海外案件では米ドルやポンドなど、外貨で報酬を受け取ることがあります。
最初は「会計ソフトにはどう入力するの?」「換金したタイミングで記録すればいいの?」「そもそも日本で確定申告が必要なの?」と、わからないことだらけでした。
この記事では、ワーホリ後にフリーランスとして海外案件を受けている私が、外貨収入と税金について最初に調べたこと、そして実際にどう管理しているかをまとめます。
開業届や手続き、確定申告などについては、下記の記事を参考にしてみてください!
「外貨収入」の問題

ワーホリ(YMS)を経験すると、海外とのつながりが自然と増えます。
英語を使った仕事に挑戦したり、海外のプラットフォームで案件を探したり、日本にいながら海外クライアントと仕事をしたり。
私自身も、ワーホリ経験をきっかけに、海外案件や英語を使う仕事へのハードルがかなり下がりました。
ただ、いざフリーランスとして海外案件を受け始めると、すぐに出てきたのが「外貨収入をどう扱うのか」という問題です。
たとえば、こんなケース。
- 海外クライアントからポンドで報酬を受け取る
- 海外プラットフォームから米ドルで報酬が入る
- Upworkなどで海外案件を受ける
- Outlierのような生成AIトレーニング案件で報酬を得る
日本円で受け取る仕事なら、入金額をそのまま会計ソフトに入力するだけです。
でも、外貨の場合はそう簡単ではありません。
米ドルやポンドで受け取った収入は、日本の確定申告では日本円に換算して記録する必要があります。
しかも、報酬を受け取った日と換金した日で為替レートが変わることもある。
ここが、私が最初にかなり悩んだポイントでした。
私が受け取っている外貨収入の種類

ここで一旦、整理していきます。
私の場合、外貨収入は主に米ドルとポンドの2種類です。また、どちらもプライベート用ではなく、事業用のアカウントで受け取るようにしています。
米ドルはPayPal Businessで受け取り
米ドルの収入は、主にPayPal Business(ペイパルのビジネスアカウント)で受け取っています。
海外プラットフォームからの報酬や、生成AIトレーニング系の案件などです。
PayPalは海外サービスとの相性が良く、外貨で報酬を受け取れるのが便利です。
ただし、入ったお金を「なんとなく管理」してしまうと、あとから記帳するときにかなり大変になります。
なので私は、米ドルで報酬が入ったら、
- いつ報酬が確定したのか
- いつPayPalに入金されたのか
- いくら米ドルで受け取ったのか
- 手数料が引かれているのか
を確認するようにしています。
ポンドはWise Businessで受け取り
ポンドの収入は、Wise Business(ワイズのビジネスアカウント)で受け取っています。
イギリス関連の仕事や、海外クライアントからの報酬を受け取るときに使っています。
Wiseは複数通貨を一元管理しやすいので、外貨で収入を得る人には最適解なサービスです。ただし、こちらもPayPalと同様、入金された外貨をそのまま放置するのではなく、会計ソフトに記録する前提で管理することが大切です。
何かと便利な「Wise」については詳しくはこちらにまとめています!
PayPal BusinessとWise Businessの両方を事業用として使い、プライベートのお金と混ざらないよう意識しています!
外貨で受け取っても、日本の確定申告は必要

ここが一番大事なポイントです。
外貨で受け取った収入でも、日本に住んでいるフリーランスであれば、基本的には日本の確定申告で申告する必要があります。「海外のサービスから受け取っているから、日本では関係ない」というわけにはいきません。
国税庁の情報でも、居住者については日本国内だけでなく国外で稼得した所得も原則として課税対象になると説明されています。
つまり、日本に住みながら海外クライアントや海外プラットフォームから収入を得ている場合、その収入も申告対象になります。
たとえば、以下のような収入です。
- 海外クライアントからの収入
- Upworkで受けた海外案件の報酬
- Outlierなどの生成AIトレーニング案件の報酬
- 海外企業からのSNS運用・Web関連の報酬
- 海外アフィリエイトや紹介報酬
「外貨で受け取ったかどうか」ではなく、「自分が日本の居住者として収入を得ているかどうか」が重要です!
外貨収入を記帳するときの基本的な考え方

外貨収入で最初に理解しておきたいのが、「日本円に換算して記録する」という考え方です。
※会計ソフトや記帳についてはこちらを参考にしてみてください!
外貨のままではなく、日本円に換算して記録する
日本の会計ソフトや確定申告では、基本的に日本円で金額を記録します。
なので、米ドルやポンドで報酬を受け取った場合も、その外貨を日本円に換算して入力する必要があります。
イメージとしては、こんな感じです。
100ドル × 為替レート 150円 = 15,000円
この場合、会計ソフトには15,000円の売上として記録します。
もちろん実際には、報酬が確定した日・入金日・手数料・為替差額なども関係してくるので、もう少し丁寧に確認する必要があります。
私は三菱UFJ銀行のTTMを参考にしている
外貨を日本円に換算するとき、私は三菱UFJ銀行が公表しているTTM(電信売買相場の仲値)を参考にしています。
例えば、お金が入金された日のTTMが150だった場合、
金額: 15,000円
摘要(メモ): 100ドル入金(TTM:150.00円)
※100× 150= 15,000
国税庁も、外貨建取引の円換算は原則として「計上日の電信売買相場の仲値」によると説明しています。
大事なのは、毎回気分でレートを変えないこと。
私は「外貨収入を記録するときは三菱UFJのTTMを参考にする」と決めて、同じルールで記帳するようにしています。税務では、こうした継続性が大切です。
TTMとは「銀行が毎朝10時ごろに決める、その日の基準レート(中値)」のこと!
「入金日」だけでなく「売上が確定した日」も確認する
最初は「PayPalやWiseに入金された日のレートで計算すればいいかな」と思っていたのですが、必ずしも「入金日=売上日」とは限らないことがわかりました。
フリーランスの仕事では、案件によって、
- 仕事が完了した日
- 請求書を発行した日
- プラットフォーム上で報酬が確定した日
- 実際にPayPalやWiseへ入金された日
がずれることがあります。
「とりあえず入金日だけ見ればOK」とは考えず、自分の仕事の流れに合わせて確認するようにしています。
日本円に換金したときは、差額にも注意
外貨収入でもう一つ気をつけたいのが、換金時の差額です。
たとえば、100ドルの報酬を受け取った時点でTTMを使って15,000円として記録したとします。
でも、後日その100ドルを日本円に換金したとき、その日のレートによっては実際に受け取れる金額が14,800円になることもあります。また、逆にレートによっては受け取る金額が増えることもあります。
| タイミング | 金額 |
|---|---|
| 売上計上時(TTM 150円) | 15,000円 |
| 実際の換金額 | 14,800円 |
| 差額 | △200円 |
この差額は、為替レートの変動や手数料によって発生します。
国税庁も、外貨建取引では売上計上日と円貨決済日の為替レートの差により為替差損益が発生すると説明しています。
つまり、外貨収入は「受け取ったら終わり」ではありません。
換金したタイミングで、実際の着金額との差額も確認し、これはまた別で会計ソフトに記帳する必要があります。
最初は面倒に感じましたが、慣れれば全然大丈夫です!
PayPal・Wise Businessを使うときに意識していること

私が外貨収入を管理するうえで意識していることをまとめると、こんな感じです。
- PayPal BusinessとWise Businessを事業用として使う
- プライベートのお金と混ぜない
- 報酬確定日・入金日・通貨を確認する
- TTMを参考にして日本円に換算する
- 日本円に換金したときの着金額を確認する
特に気をつけているのは、外貨を日本円に換えたタイミングです。
手数料が引かれていたり、為替レートの差で金額が変わっていたりするので、実際の着金額をきちんと確認するようにしています。
私が最初にやっておいてよかったこと
外貨収入を得る前、あるいは得始めたタイミングでやっておいてよかったことがあります。
- 事業用のPayPal Businessを用意した
- Wise(ワイズ) Businessで外貨を受け取れるようにした
- 外貨収入を日本円で記録するルールを決めた
- 三菱UFJ銀行のTTMを確認する習慣をつけた
- 入金履歴・換金履歴を残すようにした
特に大事だと感じたのは、事業用とプライベートを最初から分けておくことです。
フリーランスを始めたばかりだと、つい個人用の口座やアカウントで受け取ってしまいがち。
でも、あとから会計ソフトへの入力や確定申告の準備をするとき、混在していると本当に大変です。
最初から完璧にやる必要はないと思います。
でも、外貨収入が発生するなら、できるだけ早い段階で「どこで受け取るか」「どう記録するか」「どのレートを使うか」を決めておくと、後々かなり楽になります。
Wiseを開設するなら、私の紹介リンクがお得です!お友達特典として、最大¥75,000分の送金手数料が無料になるクーポン、または無料カードがもらえます👇
まとめ|外貨で稼ぐなら、税金のことも早めに知っておくと安心

ワーホリ後にフリーランスとして働くと、海外経験や語学力を活かして、日本にいながら外貨を稼ぐこともできます。英語を使えること、海外生活を経験していること、異文化に慣れていることは、フリーランスとして仕事の幅を広げるうえでの強みになります。
ただし、外貨で収入を得るなら、「稼ぎ方」だけでなく「記帳の仕方」や「税金の考え方」もセットで知っておくことが大切です。
- 外貨収入は日本円に換算して会計ソフトに記録する
- 換金時には実際の着金額と手数料も確認する
- 売上計上日と換金日の差額(為替差損益)にも注意する
私自身もまだ勉強しながら進めていますが、PayPal BusinessとWise(ワイズ) Businessを使い分け、TTMを参考にしながら記録することで、少しずつ外貨収入の管理に慣れてきました。
これからOutlierやUpwork、海外クライアントの案件に挑戦したい人は、収入を得たあとの管理方法までセットで考えておくと安心です。
ではまた!
インスタも更新中!


