
こんにちは、カナダのトロントでワーホリ生活をするYuki(@yukishudo)です。
このブログでは、「31歳までにいろんな国で暮らしたい」「海外でのリアルな経験を通して、自分の視野を広げたい」という思いをもとに、ワーホリや留学、海外生活の情報を発信しています。
今回は、カナダの大都市トロントで実際に多くの人が働いている「ウーバー配達員」のお仕事について。
シェアハウスの仲間や友人たちから聞いたリアルな情報をまとめてみました。
トロントでのフードデリバリー事情

トロントのダウンタウンでは、日常的に自転車や電動バイクで走る配達員を目にします。主に使われているサービスは以下の3つ。
- Uber Eats
- SkipTheDishes
- DoorDash
国籍としては、中国やインド、ウクライナ出身の配達員が多い印象です。特にウクライナからの移民が増えており、戦争後にカナダが受け入れを積極的に行ったことも影響しています。
チップが収入のカギを握る
カナダではウーバー配達員の収入の50〜70%がチップによるもの。注文時に13〜18%のチップをアプリ上で設定するのが一般的です。
とはいえ、チップをしない人も一定数いるのが現実。配達員の友人曰く「高級コンド(日本でいうタワマン)に住んでる人に限って、まったくチップしない」とのことでした。遠方からわざわざ運んでいるのに…と、ちょっと切ない気持ちになりますよね。
カナダでフードデリバリーを頼むなら、マナーとして13%以上のチップは忘れずに!なお、配達後でもチップの調整は可能。満足できなければ、$0に変更することもできます。

実際どれくらい稼げるの?
しっかり働けば、それなりに収入も見込めます。たとえば、
- 週5日、1日5〜6時間働いた場合
- 月収:$2,000〜3,000(約20〜30万円)
といった声がありました。
ただし、日本と違ってカナダの道は走りやすいとは言えません。配達員として働くには、次のような点に注意が必要です。
- 自転車で歩道を走るのは禁止(基本は車道)
- 自転車や電動バイクは自腹購入(10〜20万円以上が一般的)
- 信号無視する車も多く、交通マナーは正直かなり荒め
- 右側通行のため、日本の感覚とは逆になる
車が信号を守らないことも多く、常に気を張っていないと危ないようです。

配達員としてのリアルなメリット&デメリット
働いている人たちに聞いてみると、ウーバー配達員には明確なメリットとデメリットがあることがわかりました。
メリット
- 働く時間や頻度を自分で決められる
- 一人で完結する仕事なので気楽
- 人間関係のストレスが少ない
- 自転車・バイク好きにはぴったり
- まれに配達先のお店から食べ物をもらえる
デメリット
- 配達員の数が増え、注文数が減少傾向
- ウーバー提供の保険が使いづらいケースも
- 物価高でフードデリバリーの注文が減っている
- チップの金額が年々下がっている
- トロントの道路状況は非常に悪い(「インドよりひどい」という声も)
一番多いトラブルは「自転車の盗難」
配達員として働くうえで一番多かったトラブルが「自転車・バイクの盗難」でした。
私のルームメイト3人とも、鍵をかけていたにも関わらずバイクを盗まれています。ウーバー側も積極的に対応してくれるわけではなく、自己防衛として保険に入ることが大前提。
- 海外旅行保険
- 自転車用の盗難保険
- GPSロックの導入
これらはすべて、自分の身を守るために必要な備えです。
まとめ|ウーバー配達はこんな人におすすめ!
ウーバー配達員は、以下のような人に向いています。
- 自由に働きたい
- 一人での仕事が好き
- 自転車・バイクが得意・好き
- 新しい土地でも積極的に動けるタイプ
- ある程度の危険には自己管理で対応できる人
ただし、働きやすいだけでなく、常に交通リスクや盗難トラブルと隣り合わせでもあります。事前に十分な準備とリサーチをしておくことが、現地で後悔しないポイントです。
私の周りでも、楽しみながら上手に働いている人たちはたくさんいます。気になる方は、まず短時間から始めてみても良いかもしれません!
ではまた!
インスタも更新中!