
こんにちは、ワーホリ生活を愛するYuki(@yukishudo)です。
このブログでは、「31歳までワーホリでできるだけ多くの国に住みたい」「自分の中の視野を広げながら色んな文化や価値観を学んでいきたい」そして「英語の勉強も大好き」そんな私がワーホリ情報や海外生活についてブログを通して発信しています。
さて、タイトルにもあるように無事にイギリスのYMSビザ(2年間のワーホリビザ)をゲットしました!私はこれまで、オーストラリア・ニュージーランド・カナダへのワーホリビザを自分で申請してきましたが、イギリスは少し苦労しました。他のワーホリビザの申請にはなかった資金証明があったり、全体的にやるべきことが多いからです。
今回の記事では私の経験を踏まえ、これから申請する方に向けて、
- YMSビザとはどんな制度か
- YMSビザ申請方法
- 注意すべきポイント
についてまとめています。

申請おつかれ!YMSビザの手続きは少し難しいようだね…

そうなんだ。正直とても苦労したけれど、今回のビザ申請のおかげで、たくさんの知識を得られたよ!私の経験を踏まえてわかりやすく解説していくね!
YMSビザとは?
イギリスには「ワーキングホリデー制度」という名称はなく、代わりにYMS(Youth Mobility Scheme)ビザがあります。内容としては他国のワーホリビザに近く、18〜30歳を対象とした、最長2年間の就労・滞在が可能なビザです。
- 年齢:18〜30歳
- 定員:年間6,000人(先着順)
- 資金証明:£2,530(約50万円)の28日間保持が必要
- 扶養する子どもがいないこと
- 一生に一度のみ申請可

イギリスのYMSビザは抽選ではなくなったと聞いたよ!

よく知ってるね!イギリスはこれまで年2回の抽選に受かった人だけが申請できていたんだ。でも2024年からは抽選式ではなく先着順に変わったよ!定員も1000人から6000人に大幅に上げられて、これまでよりもビザが取得しやすくなったんだ!

これは日本人には嬉しい変更点だね!イギリスのビザ申請は厳しくて大変と聞くけれどどうだった?

けっこう大変だった!でも手順をしっかり踏んで注意点に気をつけながら申請すれば、誰でもビザをゲットできるよ!
徹底解説!YMSビザ申請の流れ
ここからは、私自身の体験をもとに、申請の流れをわかりやすく解説していきます。
申請の流れ
まずYMSビザ申請は大きく分けると6つのステップ。
YMS申請で最初のハードルが「資金証明」です。
- 条件:£2,530が、連続して28日間以上自分の銀行口座にあること
- その証明書類は、申請日から31日以内に発行されたものでなければなりません
申請に必要な書類を確認し準備する
イギリス政府のサイト、GVT.UKでアカウントを作成する
必要書類の準備ができたら英国政府のウェブサイト「GOV.UK」よりオンラインで申請書に記入する&ビザ申請費と保険料を支払う(合計30万円ほど)
ビザセンターで申請し、パスポートを提出
パスポートが返還され、入国許可メールが届く
オンラインで申請書に記入し、入国許可メールが届くまでは、約2週間でした。周りの様子を見ている限りでも今年はみなさんスムーズにビザ許可が出ているようです。焦らず、着実に申請していきましょう!
それでは、ステップごとに詳しく解説していきます。
Step.1 資金証明を準備
YMS特有の要件が「資金証明」です。
条件:
- £2,530(約50万円)を連続して28日間、自分の銀行口座で保持
- 証明書の発行日がビザセンター来館日から31日以内であること
例えば、銀行口座に£2530があったとしても、28日間継続してその口座になければ無効になってしまうということ。なのでYMSビザを申請すると決めたその日から自分の銀行口座に28日間以上、同じ口座で£2530を貯金しておく必要があります。さらにこの金額を一瞬でも下回ってしまうと、それも無効となってしまします。
注意点:
- 一瞬でも残高が£2,530を下回ると条件を満たさないため、自動引き落としや両替にも注意が必要!
私は取引明細書と英文残高証明書で28日間を証明しました。この28日間の最終日はさらにビザセンター来館日から数えて31日以内である必要があります。
【取引明細書】12月20日~1月23日 余裕をもって1か月に設定しました。
【英文残高証明書】1月23日
【ビザセンター来館日】2月9日
→ このように、来館日から数えて31日以内に含まれていることも確認しましょう!
Step.2 必要書類を準備
オンライン申請前に、いくつか用意しておくべき書類や情報があります。
必要書類:
- パスポート
- 過去10年間の海外渡航歴(乗り換え含む)
- 資金証明書(取引明細・英文残高証明)
渡航歴について:
記入はありますが書類提出は不要です。ただし、オンラインのフォームで10年分の出入国記録の記入を求められるため、事前準備が必要です。私の場合、以前のパスポートを紛失していたため、写真フォルダやインスタ、友人とのメッセージを頼りに入出国日を必死に思い出しました・・・。
補足情報:
不安な方は、出入国在留管理庁で「出入国記録開示請求」を行うのもおすすめです。ただし、発行には約1カ月かかるため、早めの申請を!!!
Step.3 アカウント作成
英国政府のウェブサイト「GOV.UK」より、アカウントを作成します。
アカウント作成のタイミング:
- オンライン申請と同時でもOK
- 事前に申請フォームの内容を確認したい方は、先にアカウント作成がおすすめです。
Step.4 オンラインで申請書記入と支払い
アカウント作成後、オンラインで申請フォームを記入していきます。英語での入力になりますが、丁寧に進めれば問題ありません。
必要な費用:
- ビザ申請料:£298
- 医療附加料(IHS):£776/年 × 2年分 = £1,552
- 合計:約£1,850(約37万円)
トラブル注意:
私はクレジットカードのセキュリティが作動してしまい、カード会社に連絡するハプニングがありました。支払い前に海外決済が可能か確認しておくと安心です。また、一定時間を過ぎるとセッションが切れて申請内容がリセットされてしまいます(私は2回やり直しました…)。時間に余裕のあるときに集中して行いましょう!
Step.5 東京・大阪のビザセンターで申請

オンライン申請が終わったら、東京または大阪のビザセンター(VFS)へ来館予約をし、手続きを行います。
私が持参した書類一覧:
- パスポート
- 予約票(PDF)
- チェックリスト
- 英文残高証明書+翻訳
- 取引明細書+翻訳
- 申請完了メール(PDF)

実際に使用されたのはパスポート、チェックリスト1枚目、予約票のみでしたが、念のためすべて持参するのが安心です。
手続き内容:
- 本人確認
- 指紋登録(バイオメトリクス)
- 顔写真の撮影

当日、イギリスで使えるSIMカードをもらうことができました。別記事では日本からも契約できるイギリスのスマホについて解説しているので合わせてチェックしてみてください!

Step.6 入国許可メールを受け取る

ビザセンター来館後、申請完了メールが届きます。そこから約1〜3週間以内に、入国を許可するメールが届きます。パスポートは同時に返送されるので、内容に誤りがないかよく確認しましょう。私はビザセンター来館から約1週間で入国許可メールが届きました。

ビザ申請は大変そうだけれどしっかり手順を踏めばオイラでもできそう!

うん、それに自分でやるからこそ自信もつくよね!
まとめ|YMSビザは「自分で申請」が自信になる

イギリスのYMSビザ申請は、他国のワーホリに比べると手続きが少し多めです。ですが、その分、無事にビザが取れたときの達成感は格別。自分で申請するからこそ、渡航前に必要な知識も身につき、これからの海外生活にも自信を持って臨めるようになります。この記事が、これから申請を控えている方の参考になれば嬉しいです。
みなさんが、無事にYMSビザを取得できますように。そして一緒にイギリスで頑張りながら沢山楽しみましょう!



最後まで読んでいただきありがとうございます!
「ワーホリ日記」を運営しているYukiでした。
ワーホリ(YMS)や海外生活は、いつも新しい疑問や不安にぶつかるもの。もしお悩みや疑問があれば、XやインスタグラムのDMでお気軽にご相談ください。私の経験が少しでもお役に立てれば嬉しいです。
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今日紹介する英語フレーズは…
「cut to the chase」:(カット トゥ ザ チェイス)
単刀直入という意味。相手が遠回しに話していたり、もうさっさと要点を伝えてほしいときに使えるフレーズ。
また、本題に入ろうというニュアンスでも使いたいときにも◎
A : You know, the prices are going up… my rent is so expensive… and…
B : Okay, let’s cut to the chase. How much money do you need?
A : ほら、物価は高くなるばかりで…家賃も高すぎるし…それに…
B : もう単刀直入に言おうよ?お金いくら必要なの?
ぜひ使ってみてくださいね。
ではまた!