こんにちは、ワーホリ生活を愛するYuki(@yukishudo)です。
このブログでは、「31歳までワーホリでできるだけ多くの国に住みたい」「自分の中の視野を広げながら色んな文化や価値観を学んでいきたい」そして「英語の勉強も大好き」そんな私がワーホリ情報や海外生活について発信しています。
今回の記事は、ワーホリや留学での渡航前準備について。
初めてのワーホリで何から準備したらいいのかわからない
準備の再確認をしたい
やり残したことがないか不安
という方に向けてまとめました。
これまでオーストラリア、ニュージーランド、カナダの3カ国でワーホリを経験してきたYukiが「必要なもの」「やるべきこと」をみなさんに伝授していきます!
ワーホリ渡航前にやるべきこと・手続き
今回私はイギリスへ2年間のYMSビザ(ワーホリビザ)で行きます。
渡航2〜3週間前から準備を始めましたが時間に無理なく進められました。
ですが市役所の手続きなどは平日しか行えない場合が多いので、ギリギリまで仕事がある方や平日にあまり時間を取れない方は、準備期間に余裕を持つことをおすすめします。
日本を出国後では、「できなくなってしまう手続き」などもあるので渡航前に準備事項を要チェック!
海外渡航前に準備すること・やること:
- クレジットカードの準備
- 海外保険の準備
- 渡航先で現金を引き出せるデビットカードの準備(Wise)
- 現地の宿泊先を予約
- 国際免許証の取得
- 健康診断と歯医者
- 日本の家族に連絡手段を伝えておく
- パスポートやビザ、卒業証明書などを印刷/コピー
- 携帯の契約を確認(休止や解約)
- 海外転出届などの手続き
特にワーホリでは1年もしくはそれ以上の期間で日本を離れることになります。市役所などでの手続きも忘れないようにしましょう。それでは、項目ごとに詳しく解説していきます。
クレジットカードの準備
必須です!ビザ申請の支払いがクレジットカードでのみだったり、キャッシュレス化が進んでいる今、海外のお店では現金を使えないところもとても多いです。
盗難や詐欺など何かあった際もクレジットカードで支払いをしておくことで保証されることもあります。
海外保険の準備
こちらもとても大事。海外保険が必要となる状況にならないことが1番ですが、もしもの為にも海外保険には加入しておきましょう。自分が病気になったり事故に遭わなくても、不運から誰かに怪我をさせてしまうことだってあります。何百万円の支払いを被るよりも、数万円のものでも良いので海外保険に加入し、万が一に備えておくことが大事です。
またクレジットカードで、往路の飛行機の支払いなどをしておくと、カード会社にもよりますが3ヶ月ほど海外保険が適用されます。
これからクレジットカードを新規で発行する予定の方は、海外保険の内容もぜひ見比べてみてください。
私は飛行機の支払いをEPOSカードで行いました!また念のためにEPOSカードのウェブサイトから英文での海外保険書を発行(Certificate of Overseas Travel Accident Insurance)。書類として持っておくことで何かあった時も安心です。
渡航先で現金を引き出せるデビットカードの準備(Wise)
長期間での留学やワーホリとなると渡航先で現金が必要になることも。
例えばシェアハウスでの支払いは「現金のみ」のところもあるようです。
大金を持って渡航するのはとても危険なので、現地で現金を引き出せる手段を確保しておきましょう。
私はこれまでキャッシュパスポートを使ってきましたが、手数料が少し高い為、近年話題のサービス「Wise」に変更。
Wiseは海外でも使える銀行口座の開設(ネットバンキング)が無料、また1000円ほどでデビットカードの発行もできます。
現地で銀行口座を開設する際も、Wiseを利用することで日本からのお金の移動がとても簡単になります。
私の利用する日本の銀行は、ネット送金での際、日本の携帯番号でのSMS認証が必要(二段階認証)。出国のタイミングで日本の携帯番号も使えなくなるので、海外からはネット送金ができなくなります。なので出国前にまとまった資金をWiseに送金。現地で銀行口座を開設した後にWiseからその資金を送金する予定です。
最初の宿泊先を予約
ワーホリで渡航する多くの方は現地での家探しからスタートとなるかと思います。やはりホテルは高いので、ゲストハウス・バックパッカー・Airbnb(エアビーアンドビー)など安い宿泊先に滞在することで、できるだけ費用を抑えることができます。
今回のイギリスワーホリでは、Airbnbのルームシェアタイプをまずは2週間分予約しました。それだけでも10万円の出費でしたので、早く素敵なシェアハウスが見つかることを願います。調べた限りでは、10人部屋のゲストハウスでも1泊5000円が相場。さすがロンドン、高いです…。
国際免許証の取得
日本で自動車免許を持っているのであれば、国際免許証の取得がおすすめ。
海外で運転する予定がなくても、身分証明書代わりとなるからです。また海外では、日本よりも年齢確認が厳しい為、お酒を提供するカフェやレストランでも、身分証明書を見せないと入れないということも。
日常的にパスポートの持ち歩きは大変危険なので国際免許証の取得も検討してみてください。警察署や自動車学校で2,500円ほどで即日発行していただけます。
私はワーホリで渡航する時、必ず国際免許証を取得しています。パスポートの持ち歩きは本当に危険なので海外生活では国際免許証を身分証明書代わりに使っています。国際免許証は少し大きく荷物としては少々かさばるので、現地で落ちついてから他の証明書を発行(その国の免許証など)などもおすすめ◎
健康診断や歯医者
ワーホリで長期で渡航する前に欠かせないのが健康診断と歯医者。
海外保険に加入していたとしても歯医者は医療保険でカバーされていないこともあります。比較的安価に受診できる日本で歯医者にだけでも行っておきましょう。
女性は乳がん検診や子宮がん検診を受けておくこともおすすめします。
私は歯の食いしばりが酷いので、就寝時につけるマウスピースを作りました。虫歯は無かった!
日本の家族や友人などに連絡手段を伝えておく
何かあった時のために、家族や友人などに連絡手段や渡航先の滞在先(住所)について伝えておきましょう。パスポートやビザ情報をコピー/印刷したものを預けておくと更に安心です。
絶対ではありませんが、物騒な世の中です。パスポートの紛失や現地で事件に巻き込まれた!など、緊急の時に備えておくに越したことはないかなと思います。
預けておくと安心なもの:
- パスポートのコピー
- ビザ情報のコピー
- 顔写真1枚(パスポートサイズ)
- マイナンバーの番号がわかるもの
- 住民票もしくは戸籍謄本
Yukiのパスポートとビザ情報をコピー/印刷したものを、オイラがしっかり保管しているよ。
パスポートやビザ、卒業証明書などを印刷/コピー
パスポートやビザ情報など大事なものは、余分に何部か印刷しておきましょう。家族に預けたり、キャリースーツケースやバッグにも入れておきましょう。スマホで確認できることが1番ですし、必要とならないことがベストですが、やはり海外では何が起こるかわかりません。さらに空港の移民局などではスマホが使えないこともあります。
海外において我々はあくまでも外国人。日本のように信用してもらえ、助けてもらえるとは限りません。自分の身は自分で守っていきましょう。
また、渡航目的にもよりますが、卒業証明書や持っている資格など、スキャンしたり印刷して持っておくことで、仕事探しのときなどに役立ちます。
携帯の契約を確認(休止や解約)
ワーホリでは1年間またはそれ以上の期間日本を離れるので、日本での携帯を使わなくなる方がほとんどかなと思います。
自身の利用状況に合わせてプランの見直しや、休止・解約手続きを行いましょう。また休止するとその時点でSIMカードや携帯番号が使用できなくなるため、休止手続きは直前に行うことをお勧めします。
もちろんWi-Fi環境があればスマホは問題なく使用でき、渡航先で現地のSIMカードを購入したり、現地の携帯会社と契約することで日本と同じようにスマホを利用できます。
渡航先でスマホを使うためにも、スマホがSIMフリーもしくはSIMロックが解除されていることを確認しておこう!
海外転出届などの手続き
ワーホリでの1年またはそれ以上の渡航で場合に必要となる手続きは、
- 海外転出届けの提出
- 住民税(その年度の1月1日に日本にいた場合、住民税の支払いが必要)の確認
- 国民健康保険の手続き
- 年金手続き
の4つ。
窓口にて「海外転出届を出したい」ことを伝えると、詳しく案内していただけます。どの手続きも書類を記入するだけですが、全ての手続きを終えるまでに数時間かかりました。時間に余裕を持って手続きに行った方がいいかなと思います。
持ち物としては、身分証明書・保険証があれば大丈夫かとは思いますが、一度市役所や区役所に確認することをお勧めします。
今回私は、海外転出届けの提出、住民税が発生した場合の代理人支払い手続き、健康保険カード返却の手続き、年金支払い免除の手続きをしました!
戸籍謄本の取得
海外でパスポートを紛失してしまった場合、戸籍謄本が必要となります。
外務省のホームページにも、「万が一に備えて海外渡航時に携行することをお勧めします」と記載があるので念のためにも取得しておきましょう!
上記の市役所での手続き(海外転出届など)を行う前に戸籍謄本の取得がベスト!
渡航前にやっておくと尚良し!
次に必須ではありませんが、時間に余裕があるのであれば準備しておきたいことを紹介していきます。
軽〜く家探し
フェイスブックや家探しサイトを利用して、現地の家賃の相場やどんなお部屋が空いているのか、ざっと確認しておくと良いです。実際に渡航するまでは、土地勘や雰囲気がわからないので、家をすぐに決める必要はありません。
ですが、家賃の相場など感覚的に知っておくだけでも、渡航後の家探しがとても楽になります。
【ワーホリ】4日間で見つけた私の家探し in トロント/カナダCV/レジュメ(履歴書)の作成
海外では履歴書をWord(ワード)などを使って自分で作成します。日本のように手書きではないんです。
また英語での、自分の学歴・職歴・資格などを調べてまとめておくと、渡航後の仕事探しが楽になります。
さらにWordやcanva(キャンバ)を使うことで、スマホからでも作成可能に。飛行機の中や隙間時間を利用して、履歴書を常にアップデートできるようにしておくと◎
メルカリなどで不用品を売る
メルカリなどで不用品を売っておくと渡航後の費用を少し稼げるだけではなく、周りが整頓されることで精神的にも気楽になります。ワーホリで長期的に日本を離れるのであれば、半年以上使っていないものはおそらくこれからも使わないので、必要としている人に譲りましょう!
PCラップトップ、ノートパソコンの確認
パソコンの保証書を今一度確認しておきましょう。期限内であれば、控えとして写真をとったりスキャンするなどしてPDFファイルに保存しておくと尚良し◎
今回の私の失敗
マイナンバーカードの発行
マイナンバーカード、すっかり忘れていました。
時すでに遅く、マイナンバーが記載された住民票を代わりに発行。
海外では本当にたまにですが、マイナンバーが必要となることがあります(wiseの口座開設も必要でした) 。なので、番号だけでもわかるように控えておきましょう!
SMS認証の確認
ギリギリに気がついたのでよかったのですが、それでも少し不便なのがSMS認証。銀行送金(ネットバンキング)でほとんどの場合必要となります。これから日本の携帯番号が使えなくなるため、もちろん海外から銀行間のお金の移動ができなくなってしまいます。
なので、Wiseなどの利用時も、渡航前にまとまった資金を移動させておくことが大切です!
まとめ
みなさんのワーホリ渡航目的はなんでしょうか?
ワーホリビザの使い方は人それぞれ。英語目的、文化を学ぶ、自分のスキルアップ、日本文化の発信、気楽にノマドしたい、海外生活したい…などなど。私自身もこれまでたくさんの素敵なワーホリ民に出会ってきました。
コメントで「ワーホリでやりたいこと」や「楽しみにしていること」など、教えてくれると喜びます!
ワーホリは準備が少し大変ですが、楽しい海外生活が待っています。日本でできることはとことんやり尽くして、未来の自分を少しでも楽にしてあげましょう。
また「海外に引っ越す」という経験を通して知識だけでなく自信もつきます。これもワーホリの素晴らしさですね。
次回の記事では持ち物について詳しく書いていきます。
今日紹介する英語フレーズは…
「binge watch/ binge worthy」:ビンジ ウォッチ/ビンジ ウォースィー
意味は「一気見する/一気見する価値がある」
「binge」は極端に何かをする、夢中になって何かを行う、好きなだけやるというニュアンスで使います。
なのでwatchに付けることで、「一気見」と表現できます。
そしてbinge worthyは、「価値がある」を付け加えることで、「一気に行う・することの価値がある」というニュアンスになります。
例文で使い方をさらに確認していきましょう!
I just wanna go home and binge-watch something on Netflix.
“家に帰って、ネットフリックス一気見したい!”
This show is a binge worthy.
”このドラマ、一気見の価値ありだよ”
ぜひ使ってみてくださいね。
ではまた!