【YMS・ワーホリ】海外生活をする理由、そんなの何だって良いのさ

ワーホリに行く理由って?

ワーホリへ行く!

海外生活に憧れているから、海外で成功したいから、自分のスキルを挑戦したいから…

などワーホリへ行く理由は人によっていろいろあると思うし、きっと決して1人1つの理由だけでもない。

わざわざ安全な日本を飛び出して、

海外に生活しに行くことを決め、その選択を計画に変え、さらに実行に移す、

それだけで最高に素晴らしくてかっこいいと思う。

最近はワーホリという言葉の意味を説明しなくてよくなったし、

ワーホリで海外へ行く人が増えて嬉しいとも思う。

私自身も20歳のときから、ワーホリでこれまで3か国へ渡航し、今はYMSビザで4か国目のイギリスにいる。

自分でも特に明確な目標やゴールがあったわけではないし、19歳のときなんて、ジャスティンビーバーが好きでいつか彼と英語で話せるようになりたいから、外国人の友達が欲しいから、海外生活に憧れていたから…それらが理由だったし、

それだけの理由で1人で渡航し自分の力で生活までもしていた。

28歳になった今は自分の中で海外生活をしたい理由が少し明確になってきて、

「異国の地で家を見つけ、シェアハウスに住んで、英語を使って働いて、スーパーの食材買って、英語で疲れた頭で一生懸命自炊して、腹いっぱい食べて、休みの日は散歩して、ジムへ行って、友達作って、人と出かけて…」

その異国の中でゼロから作り上げた日常を明日も続けること

辛いことがあって苦しくなって、日本に帰りたくなること瞬間もあるけれど、もう少し頑張ってみること

そのもう少し頑張ってみるを積み上げていくこと

その中で、少しずつその国の文化や働き方、生活習慣への理解を深めていくこと

海外生活でその土地・環境、周りの人たちから学べる面白いことや考え方を贅沢に使って、

自分探しよりも今の自分をさらに造り上げていくこと

かなと思う。

それでも、

今日という1日を異国で生き抜いただけで、

ワーホリ成功だと思っている。

ワーホリの経験は人生を豊かにする

異国での生活の知恵だったり、

その土地で出会った人から頂いた価値観や考え方は、

一生自分の中に知識として残るものだと思う。

海外で日本人以外の人と働いた経験や、

シェアハウスで文化も生活習慣も違う他の国の人と住んだ経験は、

これからの人生において本当に色々な場面で役に立つ。

例えば、私はカナダでインド人達とシェアハウスをしていた。

カナダよりもインドの文化に触れた! シェアハウス記録 in カナダ

そのおかげで、人とシェアすることの喜びを知れたし、人間同士が近い(心理的にも物理的にも)ことへの温かさも知った。

今でも私生活の中で、

「この選択、インド人の彼らならどう決断するのだろう?」

自問自答の中でも第三者視点が生まれ、

違う視点で物事を見ることができる。

そこから新たな発見やアイデアが生まれることも多い。

こんな風に実際に海外生活を経験すると日常生活の中で視点が高くなりやすくなる

そのことによってこれまでの自分では思いもつかなかったような、面白い選択肢が増えたり、考えが面白い方向へ広がったり、良い意味で物事への諦めがついたりする。

そこから人生が少し生きやすくなったり、

さらに豊かなものになる。

シェイクスピアの名言にも、

人生は選択の連続」とある。

その選択の幅と面白さを広げてくれるのが、

ワーホリ生活の醍醐味だと思う。

ワーホリでキャリアどうするの?

1つ言えるのは、

そんな心配をしていたらそもそもワーホリという面白いビザを選んでいないと思う。

何故なら、

学生ビザで留学をして、現地の大学を卒業して、現地人と闘いながら現地で就職して、何年も働いてワークビザや永住権を勝ち取るほうがキャリアとしては大きい。

ワーホリビザを選ぶ我々は、少なくとも私は、

20代のうちに、身動きがしやすいうちに、失敗しても軌道修正がしやすいうちに、海外生活できる体力があるうちに

と、ワーホリビザを使って日本を飛び出すのだ。

それにたったの数年、海外で生活したくらいで、どんでん返しのように、いきなり成功するわけでもないし、これまで何十年も頑張ってきた人以上の何かを得られる可能性はとても低い。

けれどたったの1年や数年だったとしても、

海外生活や海外で働くことを通して、

日本では得られない経験視点・価値観などが自分の一部となることは間違いない。

そして、それらは後の人生における一生の宝物ともなる。

また、キャリアアップはどこにいてもできる

実際私は、イギリスでスキマ時間に毎日勉強をし、データアナリストの資格を取った。

ついでに英語力も伸び続け、今はヒンディー語と中国語を勉強している。

何が言いたいかというと、

行く前の自分に

ワーホリへ行く決断をしてくれてありがとう

と思えればそれで良いのだ。

先人たちが築いてくれたワーホリ制度

最後に、

この「ワーホリ制度」はどの国でもあるわけではない。

例えば、

私の大好きな国の1つインドでは、アメリカや日本へ旅行へ行きたいと思ったら、何か月も前から準備が必要で、資金証明・保証人・人によっては軽い面接など、何か月もの準備を経てやっとその海外旅行が実現する。

もちろん気軽に海外へ生活しに行けるワーホリビザなど彼らには無い。

私たち日本人は、

先人たちが築き上げてくれた信頼と頑張り

そして、

日本の政治家たちが今この瞬間も作りあげている厚い他国との友好関係

のおかげでワーホリ制度が今もなお成立し、

ワーホリビザを使って我々日本人は好きな国で働き、生活することができる。

これまで不法滞在しながら働き、海外生活をしている日本人をチラホラ見かけてきたが(悲しくなる)、

この感謝と気づきがあれば自分のエゴの為にそんなことはできないはずだ。

私は次の世代のためにも、

そしてあの日本人素敵だったね

と少しでも思ってもらえるようにも、

今日というワーホリ生活を大切に丁寧に過ごしていきたい

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