【YMS・イギリス生活】GPへ行くのって大切。低用量ピルの服用で人生初の薬疹が出た話

こんにちは!

YMSビザ(ワーキングホリデー)でイギリスへ渡航し、現在ロンドンで生活中の Yuki@yukishudo)です。

当ブログでは、31歳までワーホリでできるだけ多くの国に住みたい!いろんな文化や価値観に触れることで、自分の視野を広げたい!英語の勉強が大好き!な私がワーホリ情報海外生活のリアルについてブログを通して発信しています。

YMS(ワーホリ)や留学でのイギリス生活で、知っておいた方が良いことの一つとして医療サービスの利用方法があげられます。中でも、海外生活で多くの女性が直面するのがイギリスでの低用量ピル問題ではないでしょうか。この生理管理や避妊のために使われる低用量ピルは、日本とイギリスでは入手や費用の仕組みが大きく異なります。
ということで、本記事ではイギリスのGPでピルを処方してもらう方法を詳しく解説したうえで、実際に私の身に起こった低用量ピルによる「薬疹」、さらにそこで痛感したGPのありがたみ・海外生活で知っておいた方が良い知識をお伝えしていきます。

この内容は・・・

  • これからイギリスに渡英予定で低用量ピルについて疑問がある
  • イギリスでの低用量ピルの処方について知りたい
  • 海外生活で急に薬疹やアレルギー反応が出てしまった時の対処法を知っておきたい

という方におすすめです。

イギリスのGPでピルを得る方法

イギリスに6か月以上滞在する場合は、まずGPに登録しましょう。イギリスのビザ申請時に健康保険料(IHS)を支払うことで、NHSのサービスが無料で受けられるようになります。

GPに登録する

GPへの登録方法は別記事にて詳しく解説しています。

GPに予約を取る

GP(かかりつけ医)を決めたら、オンラインまたは電話で予約を取りましょう。初回は直接クリニックで用紙に記入する場合もあります。混雑状況によっては、予約が数週間先になることもあるので、余裕をもって連絡すると安心です。

電話をかける場合は朝の8時(受付時間)にかけます。それ以降にかけると明日の朝また電話してと言われてしまうことが多いです。

Yuki
Yuki

緊急性がないと判断されてしまうと、診察予約が数週間先になることも。生理痛が重すぎて本当に困っているなど少し大げさに伝えるのがおすすめです。

医師に相談してピルを処方してもらう

予約が取れたら担当の医師と電話面談もしくはクリニックでの診察となります。初回だと血圧測定があったりするので、クリニックへ行く必要がありますが、2回目以降はNHSのアプリやオンラインで簡単に処方箋を申し込め、診察無しで低用量ピルを受け取れるようになります。

Yuki
Yuki

医師にお願いすると3か月~6か月分をまとめて処方してくださいます。

薬局(Pharmacy)で低用量ピルを受け取る

近所の薬局で低用量ピルを受け取ります。受け取り場所は、薬局やBootsなど事前に指定できます。

また、NHSのピル処方は、無料で受けられます。

日本だと毎月3,000~5,000円ほどかかってしまう低用量ピル。イギリスでは、女性の健康管理の一環としてピルが広く認められており、NHSのサービスとして「無料」で提供されています。

私がイギリスで体験した悲劇的な薬疹

みなさん薬疹ってご存じですか?

人生で一度も薬疹を発症したことのない私にとっては異国の地で本当に悲劇的な体験でした。また、薬疹は、医師から処方された薬だけでなく、市販薬やサプリメントでも起こりうるため、決して他人事ではありません。症状が軽い場合は「ちょっとしたかゆみ」程度や蕁麻疹で済むこともありますが、場合によっては呼吸困難につながるほど深刻になるケースも。

ここからは、これを通して学んだことや、いざという時の為に海外生活で身に着けておいた方が良い知識をシェアしていきます。

ピル服用の翌日、全身に猛烈なかゆみと蕁麻疹

無事に低用量ピルを処方して頂き、服用した翌日の朝。急に顔と全身に猛烈なかゆみと蕁麻疹、そして微熱が。

全身にぶわーっと蕁麻疹が出たのは人生で初めて。何が何だかわからず、ハウスメイトに相談したところ、アレルギー反応に似ているとのこと。でもまさか、ピルでアレルギー反応が出るとは思わず・・・

GPへ緊急連絡

慌ててGPに電話を入れると、運よく当日中に電話診察を受けられることに。先生にメッセージで蕁麻疹の写真を送り症状を伝えました。
診察の結果、「ピルの成分による薬疹の可能性が高い」ということでした。すぐにピルの服用をストップ。さらに1日安静にすること、スーパーなどでも購入できるアレルギー用の薬を処方してみるようアドバイスを頂きました。

薬疹の原因はアレルギー反応だった

私の場合は、ピルに含まれる特定の成分に体が反応してしまったようです。日本で一般的に処方されるピルと、イギリスで主流のピルは成分が違うことも多いので、合わないピルを飲むと想像以上に強い副作用が出るケースがあるとのこと。

日本でもピルを服用していたので、まさか突然アレルギー反応が出るとは想像もしておらず・・・

Yuki
Yuki

GPでは親身に相談に乗っていただき、すぐに違う低用量ピルを処方してもらえました。GPを事前に登録しておくのってやはり大事だなと感じました。

早期対応の大切さ&アレルギーの薬は常備しておこう!

幸い、大きなトラブルには至らず、翌日の夜には症状は治まりましたが、もし放置していたら悪化していたかもしれません。海外生活では日本よりも病院へ気軽に行けないことから、「軽い症状だから平気」と思いがちですが、少しでも不安を感じたら早めに専門家(GPなど)に相談することが大切です。

アレルギー薬は常に常備しておくのがおすすめ。 Bootsやスーパーで£1~3で手軽に購入でき、パッケージに「Boots Hayfever & Allergy Relief」と書いてあればOK。これから花粉の時期にも入るので、ぜひ手元に一箱置いておいてください。

↓£10ほどしますが、薬局で買えるこちらおすすめです!

まとめ

イギリスではNHSによる毎月の低用量ピルが無料なのでGPを通して処方してもらうことがおすすめです。

また、今回私の身にも起こったように、薬疹やアレルギー反応が起こったとき直ぐに対応できるよう、普段の健康管理や薬の知識、「いざという時にすぐ相談できるGPや医療体制を整えておく」ことが海外生活では重要と言えます。

Yukiのワーホリ日記‐イギリス編

ワーホリで海外生活をしていて思うのが、おひとり様文化は日本の素敵なことのひとつであるということ。

日本はひとりでふっらと入れるようなお店やレストランが多いけれど、欧州のほとんどのレストランやお店では一人でのご飯が想定されておらず、時には一人での外食があまり歓迎されない雰囲気さえもあります。

それに比べて、日本の外食文化は、一人でも入りやすいお店が多いです。カウンター席を中心に設計されたラーメン店や吉野家などのファストフード店、さらに「おひとりさま」をターゲットにしたレストランやカラオケ、ネットカフェまであって、一人で行動することに対する心理的ハードルがかなり低いように思います。最近は「一人キャンプ」など、一人で楽しむことを積極的に打ち出すサービスも増えており、20歳からずっと海外生活をしている私から見ると、こうした「一人で楽しむ」選択肢が充実している日本は本当に住みやすいと感じます。

もちろん、友人や家族と一緒にテーブルを囲む食事の楽しさも格別ですが、一人でふらりと出かけて好きなものを好きなタイミングで食べられる自由さも欲しい。「一人でいる時間を大切にする」という発想が当たり前のように受け入れられている日本の環境は、改めて居心地の良いものだなと思います。

Yuki
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