【YMS・ワーホリ・留学】イギリスで人生初の花粉症・・・この季節は皮膚炎にも注意しよう!

こんにちは!

YMSビザ(ワーキングホリデー)でイギリスへ渡航し、現在ロンドンで生活中の Yuki@yukishudo)です。

当ブログでは、31歳までワーホリでできるだけ多くの国に住みたい!いろんな文化や価値観に触れることで、自分の視野を広げたい!英語の勉強が大好き!な私がワーホリ情報海外生活のリアルについてブログを通して発信しています。

イギリスもだんだんと春に向けて暖かくなってきました。それと同時にこの時期、「日本では花粉症と無縁だったのに、イギリスで発症…」なんて話をよく耳にします。実際私も人生初の花粉症に悩まされています。

というのも、実はイギリスは、2月~10月の長期にわたって花粉が飛んでいる国。日本とは異なる草木による花粉によって、突然花粉症デビューしてしまう方が少なくありません。さらに、花粉が肌に付着して引き起こされる花粉皮膚炎にも注意が必要です。

Yuki
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私が悩む花粉症はこの花粉皮膚炎!

本記事では、イギリスの花粉症シーズンや発症理由、市販薬からスキンケア、そしてGP(かかりつけ医)への相談方法まで、イギリスにおける花粉症対策をわかりやすくまとめました。イギリスで快適に暮らすために、ぜひ参考にしてください。

本記事では、

  • イギリスの花粉シーズンとその特徴
  • 花粉症対策(市販薬や生活習慣)
  • 花粉皮膚炎を防ぐためのスキンケアのポイント

などを詳しく解説していきます。

イギリスの花粉症シーズンはとにかく長い!

イギリスでは、恐ろしいことに2月から10月という長期にわたって花粉が飛び続けます。日本のように「春だけピークが来て終わり」ではないのが厄介なところ。特に多いのは次の3種類の花粉です。

  • 2~6月:カバノキ、オーク、ハンノキ、プラタナスなど
  • 5~8月:ライグラス、チモシーなど 
  • 6~10月:ヨモギ、ブタクサなど 
Yuki
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「いつか役に立つ豆知識

  • 花粉症が世界で初めて報告されたのはイギリス:1819年、イギリスの医師ジョン・ボストックが、干し草の収穫期に発熱症状が起こる「枯草熱」を学会で報告したのが始まり。
  • 英語で花粉症は“Hay fever”
    干し草(Hay)
    を扱う季節に熱症状(Fever)が多発したことから、実際には花粉が原因でも “Hay fever” という名で広まったそう。

イギリスで花粉症デビューしてしまう理由

日本で花粉症と無縁だった人が、イギリスで急に症状を発症してしまう理由には、以下のような要素が考えられます。

  • 花粉の種類が異なる スギやヒノキではなく、イネ科や樹木による花粉が主流。日本で耐性があっても、新しい花粉に反応してしまうことがあります。
  • 生活環境の変化とストレス 食生活の変化などにより免疫力が低下しているタイミングで、初めての花粉にさらされると発症しやすくなります。
  • もともと軽度の花粉症だった 日本では自覚症状が少なくても、イギリスで一気に症状が強く出る場合もあります。

食生活が関係しているかも・・・

パンや小麦粉に含まれているグルテンが原因で体内(特に腸)が炎症を起こし、それにより花粉症などのアレルギー症状が発症しやすくなっている可能性もあります。これは「リーキーガット」と呼ばれる状態で、腸壁のバリア機能が弱まってしまい、本来は体外に排出されるべき毒素や未消化の食べ物が血液中に入り込むことを指します。その結果、免疫システムが過敏に反応し、花粉症などのアレルギーを悪化させる原因になる可能性があります。最近、グルテンフリーや小麦を控える食生活が注目されるのは、腸内環境を整えることでこうした炎症リスクを下げ、アレルギー症状を緩和できるかもしれないからです。もちろん、グルテンがすべての原因とは限りませんが、リーキーガットに悩む人にとって有効な対策の一つとして考えられています。

イギリスに来て、最近パンを食べすぎているな~と感じる方は、グルテンフリー製品に移行したり、米粉でできたパンを選ぶようにするなど、食生活の改善も試してみてください。

Yuki
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実際私はグルテンフリー製品を選ぶようにしてから、一気に体や肌の調子がよくなりました!

【YMS・ワーホリ・留学】海外生活での肌荒れトラブル…イギリスのNHSで皮膚科を利用してみた!

花粉皮膚炎とは?肌トラブルの原因と症状

花粉症はくしゃみや鼻水だけでなく、花粉が肌に付着することで引き起こされる「花粉皮膚炎にも要注意です。

原因と症状

原因:花粉が肌の表面でアレルギー物質となり、炎症を引き起こす

症状:頬や目のまわり、首など露出部位のかゆみ、赤み、乾燥など

Yuki
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私は頬全体に蕁麻疹のようなブツブツができました・・・

イギリスで悪化しやすい理由

  • 硬水とセントラルヒーティングによる乾燥で、肌のバリア機能が低下しやすい
  • 乾いた肌に花粉が付着すると刺激が強く、炎症が起きやすい
Yuki
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アトピー性皮膚炎と似ているため、自己判断が難しい場合は医療機関で相談しましょう。悪化すると長引く傾向があるので、早めのケアが大切です。

花粉症 市販薬&日常対策

イギリスの薬局(Bootsなど)では、以下の抗ヒスタミン薬を処方箋なしで購入できます。

Cetirizine(セチリジン)

⇒ 比較的眠くなりにくく、1日1回の服用でOK。

Loratadine(ロラタジン)

⇒ セチリジンと同様、眠気が少ないタイプ。

Fexofenadine(フェキソフェナジン)

⇒ 効果が強めで、処方薬としても出されることがある。

市販薬だけでなく・・・

  • マスク&サングラスの活用
    イギリスではマスク着用率が低めですが、花粉対策としては効果的
  • 洗濯物の部屋干し
    外干しは花粉が付着しやすいので、飛散量が多い日は特に注意
  • 帰宅後の花粉除去
    服や髪をサッと払って、できれば早めにシャワーを浴びると◎
  • 短時間のこまめな換気
    窓を長時間開けっぱなしにしないようにし、花粉の侵入を最小限に
  • 花粉予報のチェック
    イギリス気象庁(Met Office)が提供するPollen Forecastで飛散量を随時チェック

花粉から徹底的に肌を守るスキンケアのコツ

花粉皮膚炎や乾燥が気になる方は、スキンケアを見直すだけでも症状が緩和されます。

  1. クレンジングと洗顔は低刺激で
    ゴシゴシこすらず、やさしく花粉を洗い流す。
  2. 保湿ケアを徹底
    硬水で乾燥しやすい環境だからこそ、ヒアルロン酸やセラミド入りの化粧水・クリームがおすすめ。
  3. 乳液やクリームの使用
    外出前に花粉ブロック効果のある乳液やクリームを塗っておくと、肌への付着を和らげられます。
  4. メイクはなるべく軽めに
    粉状アイテムは花粉を抱え込みやすいので、BBクリームなど密着度の高いアイテムに切り替えるのも◎

イギリスでよく選ばれている製品としては、La Roche-Posay(ラロッシュポゼ)のCicaplast Baume B5や、定番のE45 CreamAveeno Moisturising Creamなどが挙げられます。いずれもドラッグストアや薬局で手に入れやすいので、肌との相性を試しながら使い続けてみてください。

Yuki
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Bootsや薬局、アマゾンなので簡単に手に入るので、肌との相性を試しながら使い続けてみてください。

症状が深刻なときはGPに相談を

市販薬や生活習慣の改善だけでは症状が治まらない場合は、GP(かかりつけ医)で相談しましょう。イギリスでワーホリや留学などの長期滞在する場合は、NHS番号を取得して自宅近くのGPに登録しておくのが基本です。

\ 詳しいGPの利用方法は下記にまとめています /

【YMS・ワーホリ】イギリスでGP(病院)をスムーズに利用する方法とは?:

まとめ 長い花粉シーズンを乗り切ろう

イギリスの花粉シーズンは、悲しいことに2月から10月までとと非常に長く、恐ろしいほど多様な花粉が飛散します。日本で花粉症と無縁だった私のような方でも、イギリスで新たな花粉に触れることで突然症状が出る可能性が十分にあります。さらに、硬水環境や乾燥による肌トラブルが重なり、花粉皮膚炎で悩む人も少なくありません。

今回のまとめとしては・・・

  • 市販の抗ヒスタミン薬を活用しながら、日常対策をコツコツ続ける
  • スキンケアを見直し、肌のバリア機能を高める
  • 症状が長引いたり重症化する前にGPに相談する

が大切といえます。

イギリスでのワーホリ・留学・YMS生活を思いきり楽しむためにも、早めの花粉対策を始め、一緒に長い花粉シーズンを乗り切りましょう!

Yukiのワーホリ日記‐イギリス編

先日、ロンドン市内にあるとっても素敵なカフェへ。
店内に入ると、まるで70年代にタイムスリップしたようなレトロでノスタルジックな雰囲気が広がり、テーブルにはやさしいキャンドルの灯りが。ついつい長居したくなるほど、居心地のいい空間です。

ラテを注文したのですが、グラスでラテを淹れるスタイルがオーストラリアで過ごした日常を思い出させてくれました。私はシリアルとポテトパフをオーダーし、友人はソーセージとエッグベネディクトをチョイス。心もおなかもすっかり満たされのでした。

📍The Lowdown (38 Bedford St, London WC2E 9EN )

Yuki
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