イギリス生活で気づいた「日本では当たり前なのにイギリスには無いもの」10選

こんにちは!

YMSビザ(ワーホリ)でイギリスへ渡航し、現在ロンドンで生活中の Yuki@yukishudo)です。

当ブログでは、31歳までワーホリでできるだけ多くの国に住みたい!いろんな文化や価値観に触れることで、自分の視野を広げたい!英語の勉強が大好き!な私がワーホリに役立つ情報海外生活のリアルについてブログを通して発信しています。

ワーホリや留学でイギリス生活していると、日本ではごく当たり前だと思っていたものが、こちらではほとんど見かけない……ということがよくあります。普段は意識していなかった「当たり前の光景」が、離れてみると恋しく感じることも。そこで今回は、イギリスでの生活を通じて発見した「日本では当たり前だけどイギリスには存在しないもの」について紹介していきます。

Yuki
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海外暮らし視点ならではの面白いカルチャーショックをお届けできたらと思います。

歩道橋がどこにもない

日本では交通量の多い道路や学校付近の通学路に歩道橋が設置されており、すっかりおなじみの風景。しかしイギリスの街を歩いていると、たまに薄暗い地下道は見かけるものの、歩道橋そのものは見当たりません。それもあってかイギリスでは多くの人が引かれたいのかな?くらいの勢いで道路を横断しています。

また、アニメを見ていても、その中で描かれる歩道橋や、通学路の歩道橋から見下ろす街並みを目にすると、「まさにこれこそ日本の風景だな」としみじみします。

お正月の福袋がないなんて!

日本の初売りといえば、大人も子どもも楽しみにしている福袋。それがイギリスにはありません。年末年始には「ボクシングデー」と呼ばれる大きな安売りセールがあるものの、「中身が見えないからワクワクする」という発想がほとんどないようにさえも感じます。イギリス人はクリスマスや年明けの大規模セールでも、福袋よりも欲しいものを確実に手に入れていくスタイル。私たちが当たり前に思っていた「福袋のサプライズ感」は、海外ではなかなか見かけない独特の文化なのかもしれません。

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福袋ではないですが、Too Good To Goというサプライズバッグはイギリスでも人気があります。気になる方は下記記事をチェックしてみてください!

お店のドアは基本手動

日本のお店や店舗はほとんどが自動ドアなので、その便利さを普段あまり意識することはありません。悲しいことにイギリスでは手動ドアが多く、古い建物をリノベーションして使っているお店がほとんど。もちろん大規模なショッピングモールに行けば自動ドアを見かけることもありますが、それも結構レア。

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イギリスのドアは大きくて重い・・・日本の自動ドアが恋しい!

おしぼりが出てこないイギリスの飲食店

日本では、席に着くと同時に温かいおしぼりが差し出されるのが当たり前。食事前に手を拭くだけでなく、ほっと一息つける安心感もあり、単なるサービスを超えた「おもてなしの象徴」。一方、イギリスの飲食店ではおしぼりはなく、代わりに紙ナプキンがテーブルに置かれているだけ。おしぼり一枚にも、日本のもてなしの文化が息づいているのだと、海外に出て改めて実感するのです。

Yuki
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おしぼり文化の起源は江戸時代!旅館や料亭で、来客が手を清めるために提供されたのが始まりだそう。

性的な広告がSNSや街中に一切ない

イギリスでは、街中やSNSで性的広告を一切目にしません。日本ではXやYouTubeなどのネットサービスだけでなく、コンビニや街中でも性的な表現を含む広告が日常的に目に入ることが多いです。しかもそれが一種の「当たり前」として受け入れられています。一方、イギリスでは公共空間における広告の規制が厳しく、露骨な性的表現は見られません。SNSでも、企業やブランドが発信する広告は比較的落ち着いたトーンが主流で、日本のようにセンセーショナルな表現で目を引くスタイルは少なめ。公共空間の雰囲気や社会的な価値観を尊重する形で広告が作られており、日本も見習ってほしいことの一つです。

傘立てが見当たらない

イギリスは雨が多いことで知られていますが、意外にもコンビニやカフェの入り口に傘立てが置かれている光景はほぼありません。フード付きコートやジャケットを着て、多少雨に濡れても気にしない人が多く、さらにそもそも傘自体を持ち歩かないという人もいます。私も最近ではイギリス人に見習って「大粒の雨でなければ傘はささない」というスタイルを貫いています。

Yuki
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ポケットに入っているスマホさえ盗まれるイギリス。仮に傘立てがあっても、きっと直ぐに盗まれます・・・

「鳥のさえずり音」がない信号機

日本の横断歩道では、青信号になると「ピヨピヨ」「カッコー」といった平和な効果音が流れます。ところがイギリスでは、ほとんどがシンプルな電子音のみ。信号が赤になるタイミングも日本より早いです。

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ちなみにイギリスでは「赤信号を待っている=観光客」という共通認識があるほど、みなさん交通ルールを守りません。

電車の座席が回転しない

日本では電車の座席を回転させて進行方向に合わせたり、グループで向かい合わせにしたりするのが当たり前。しかしイギリスの電車は座席が固定されていることが多く、半分以上の乗客が逆向きに座った状態で移動する光景もしばしば。

Yuki
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土足文化の影響もあってか、靴を向かいの座席に乗せる人がとても多いイギリス。一見素敵そうな紳士やお洒落な女性も堂々と足を向かいの席に乗せるので正直幻滅します。潔癖症のある私は、これが本当に無理。イギリスでは基本1時間程度なら電車は座らず立ちます(笑)

音姫は日本の文化

日本の公共トイレに広く普及している「音姫」。もちろんイギリスには音姫はなく、みなさん気にしません。音姫は日本でしか見かけないので、日本特有の文化と言えるでしょう。

スーパーで袋詰め専用カウンターが無い&基本セルフレジ

日本のスーパーの多くは、レジを通したあと商品を袋に詰められる大きなカウンタースペースがあります。しかしイギリスでは、自分でセルフレジでささっとエコバッグに入れるのが主流。レジのスタッフも袋詰めしてくれることはなく、スキャンしてもらった商品を自分で急いで袋に詰めていきます。

Yuki
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日本のレジでの手早くきめ細やかなカスタマーサービスが恋しくなります。

まとめ:文化の違いを楽しもう!

こうして振り返ってみると、日本とイギリスでは日常生活の様々な部分で沢山の違いがあることに驚かされます。海外歴5年目の私も毎日小さなカルチャーショックを受けるほど。と同時に日本がいかに便利で住みやすいのかにも気づかされます。

住む国が変われば価値観も変わり、人々のマナーやサービスの仕方もガラッと異なるもの。ワーホリや留学などで海外生活では、こうした違いも楽しんでいきたいですね。

今回もお読みいただきありがとうございました!

Yukiのワーホリ日記‐イギリス編

ワーホリで海外生活を送っていると、文化の違いに気付かされる場面が日常的に多くあります。

こちらでは、初対面でも政治や世界情勢を普通に話題にします。
例えば、ハウスメイトと定期的に行うお家パーティーでは、政治や世界情勢、ロシアとウクライナの問題などが話題になることが多かったり。それぞれ違う国の出身(ポーランド、リトアニア、ブラジル、ルーマニア、モロッコ)だから、意見や見方が多様で、とても刺激的。日本ってこういう風に見られているのかと悲しくなることもけっこうあったりしますが。

日本を思い返すと、政治や世界情勢の話を気軽にする機会はあまりないように感じます。
女子会などでも流行の食べ物やブランドなど、消えていく消耗品の話が多かったり。
もちろんそれはそれで楽しいけれど、何か少し物足りない。
私たちの将来に長く影響を与えるはずの政治や世界の動きを、もっともっと普通に話してもいいのではないでしょうか。


友人や仲間、家族ともっと社会について話せば、ほんの少しでも日本を外からみる機会を持てば、今の山積みにある日本の問題を少しずつ自分たちの手でどうにかしようという人達が増えるはず。ほんの少し日常生活にアンテナをはっておくだけで、沢山の気づきが生まれて、それを考え、解決につながるための行動ができるようになる。
そんな環境がもっと広がってほしいな、なんて思うのでした。