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みなさんこんにちは、Yukiです!
カナダのトロントでワーホリ中になんと詐欺にあいました…
今回の記事では海外で流行っている詐欺と私が実際に遭った巧妙な手口の詐欺について書いていきます。
英語圏だと身近な詐欺の手口も日本とはかなり違うので、すでに滞在中の方にも、一度は読んで欲しい内容です!
知っておくだけで色んな場面で自分の身を守れるかと思います。
最近インスタで多い詐欺
インスタグラムで多い詐欺の一つで、私にも数回詐欺のメッセージが来ています。
相手は美術大生もしくはアーティストを装い、フォーマルな英語でメッセージを送ってきます。
内容としては、
「私のクライアントがあなたの写真に興味があり、ぜひ使わせて頂きたい。」
「私のクライアントはもうお年寄りなので、チェック(小切手)で写真に対してのお金を支払いたいと言っている」
と言った内容で、名前と住所、電話番号さらに口座番号を聞き出そうとします。
目的は何なのかわかりませんが、口座は絶対に教えないようにしましょう!あなたの口座がお金の洗浄に使われることもあります。
そしてこの手の詐欺のポイントはe-transferではなく、チェック(小切手)で支払いたいとしつこく申してくるところです。
英語版ですがこの詐欺について詳しくまとめているサイトを見つけたのでこちらも貼っておきます。
最近の街中で多い詐欺
これは私が実際にひっかかってしまった詐欺です。人助けをしたと思い良い気分に浸っていたところ詐欺と判明し、大変なことになってしまったので皆さんにシェアします。それは、
タクシー詐欺!!!
日本ではあまり聞いたことありませんが、キャッシュレス社会ならではの詐欺かなと思います。
実際に私が被害に遭った詐欺
道を歩いているところ、タクシーの乗客に話しかけられる。
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「カードを家に忘れてまい現金しかない。タクシーは現金での支払いを受け付けていない。すでに色んな人に頼んだが見た目でジャッジされてしまい誰も僕の話を聞いてくれず、とても困っている。代わりにカードで支払って欲しい。現金はもちろんあなたに渡します。助けて。」
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助けましょう!そして現金をもらい、金額も$10なので躊躇せずデビットカードで支払う。
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支払い後にマジックのようにカードを別のカードとすり替えられ、カード情報(pinナンバー)も抜き取られる。が、まさかこんな詐欺があると思っていないのでもちろん気がつかない。
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手助けをしたと思い良い気分に浸るが返ってきたカードは同じ銀行の全く別のカード。カード番号も覚えておらず、確認する習慣もなかった為に、ここでももちろん気がつかない。
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家に帰り、たまたまインターネットバンクを確認したところ、お金が◯◯万円と消え、パニック。
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手元にカードがあるのに何故!さらにパニック。
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現地の銀行(CIBC)の緊急連絡先に電話する。すると、カードの裏面を確認してほしいと言われ確認したところマジックで書いたはずの自分の署名がなく、ここで初めて自分のカードではないことに気がつく。
実に恐ろしいです。
そしてタクシー運転手もグルだったのです。彼らはとても演技が上手く、私はまんまと騙されてしまいました。泣きました。
自分がアジア人で女だから騙されたのかとさらに悲しくなりました。
銀行の方は優しく親身に話を聞いてくれ、
「こういう詐欺が最近とても多くて、実は僕も他の詐欺で騙されたことがある、自分の身を守るためにもデビットカードは使わず、常にクレジットカードでタップ(マシーンにカードを挿入しない)をするだけにした方が良い」
とアドバイスもくださいました。
本当にその通り。2年ぶりの海外生活で気が抜けていました。
銀行の保険があったので、詐欺で盗まれたお金はカバーされ無事に2週間後に戻ってきましたが、犯人は捕まっていません。
さらに、英語で全て電話で説明し、調査依頼や窓口での新しいデビットカードの申請手続きなどとても時間がかかり、精神的ダメージと疲労も大でした。
ここから学んだ詐欺への教訓は、
- カードは常にクレジットカードを使用する
- マシーンにカードを挿入しない、タップだけで支払う
- 悲しいけれどお金での人助けをしない
下記の記事にも詳しく書いています。
![](https://working-holiday-yuki.com/wp-content/uploads/2023/04/IMG-6702-160x160.jpg)
みなさん、ぜひ気をつけながら楽しい海外生活を送りましょう!