こんにちは、イギリスへの旅立ちが1週間後に迫るYuki(@yukishudo)です。
このブログでは、「31歳までワーホリでできるだけ多くの国に住みたい」「自分の中の視野を広げながら色んな文化や価値観を学んでいきたい」そして「英語の勉強も大好き」そんな私がワーホリ情報や海外生活についてブログを通して発信しています。
さて、今回の記事はタイトルにもある通り、
海外でのAirbnb宿泊の際やシェアハウス生活などで気をつけてほしいことについて。
これから宿泊先を予約する方や家探しをしている方に声を大にして皆さんに確認してほしいこと、それは
「部屋のドアに鍵がついているか」
です。
では、オーストラリアでのワーホリ生活において警察沙汰にまでなった私の恐怖の体験談をもとに、鍵の重要性について詳しくお伝えしていきます。
日本でもそれぞれの部屋のドアに鍵がないお家は多いよね。
そうだね、私の実家やばあちゃん家も無いかな。家族で住むなら心配はいらないけれど。海外旅行や留学、ワーホリで日本の感覚のまま宿泊先やシェアハウスを決めてしまわないように気をつけたいね!
絶対に確認して欲しい…部屋のドアの鍵!
海外旅行や、ワーホリでの渡航、そして留学。
宿泊先としてホテルもあげられますが、海外だからこそAirbnb(エアビーアンドビー)のルームシェタイプのお家に泊まったり、留学先やワーホリではシェアハウス生活という方も多いのではないでしょうか。私もこれまでの3カ国に渡るワーホリ生活ではシェアハウスに住んだり、数えきれないほどのAirbnbを利用してきました。
その際に毎回必ず気をつけていること、1番最初に確認することは、
それは冒頭でもお伝えした通り
「自室のドアに鍵がついているか」
です。
私はこれまで、オーストラリア・ニュージーランド・カナダで沢山のお家を内見してきましたが、部屋に鍵がついていないお家もけっこうあったんです。Airbnbのルームシェアタイプ(オーナーさんも住んでる、または他にも旅行者が泊まっている)も意外とそれぞれの部屋に鍵がついていなかったり。
ちなみに、Airbnbでは予約する前にリスト項目で鍵があるかどうかを確認できます。
Airbnb(エアビーアンドビー)で要チェック!
このように“Lock on the bedroom door”が表示されていたらその部屋には鍵がついています。私の20以上の宿泊経験からすると、意外とついていないところが多いです。実際に次のワーホリ先、ロンドンでのエアビー探しでもこの点で少し苦労しました(4月よりYMSビザでイギリスワーホリ行ってきます)。
では、どうしてこんなに私が気をつけているのかと言うと、オーストラリアでとてもとても苦しい経験をしているから。
私の恐怖の実体験と共に、部屋の鍵の重要性をお伝えしていきます。
私の恐怖体験と共に伝えたい、部屋の鍵の重要性
私は20歳の時にオーストラリアのメルボルンでワーホリ生活を送っていました。
コンド(日本でいうマンション)での楽しいシェアハウス。国際色豊かなルームメイト達と毎晩一緒にご飯を食べたり遊びに出かけたり…。海外ドラマで見るような、それこそドラマ「フレンズ」のような毎日。
異国で家族もいなく、彼らが私の大切な存在であり家に帰って彼らと過ごす時間がとても大好きで、生活しているうちに信頼関係も芽生え、まるで兄弟・姉妹のように。
また、当時私はアメリカ人の女の子とお部屋もシェアしていました。
事件が起こったその夜。同じ部屋のアメリカ人のルームメイトはパーティーに行くね!と。そして帰りは朝になることをみんなに伝え出かけていきました。
その晩私はいつものように就寝…。
朝方5時頃、口に広がる違和感に芽生え目を開けたところ、顔の前に何かある。
「ん?スポイト?え?」
目をしっかり開けてあたりを見ると、当時のルームメイトであるフランス人の男性が見たこともない顔で私を見ながら立っていました。手にはスポイト。何か液のようなものを私の口に垂らしています。
そうです、私はルームメイトを信頼しきり日本のような感覚で自身の部屋のドアに鍵をかけていませんでした。そして部屋に侵入されたのです。恐怖のあまり、声も出ず。今でも鮮明に覚えている、怖くて怖くて血の気がサーッと引いていく感覚。
私はどうすることもできませんでしたが、声も出ないので瞬時の判断で寝ぼけたフリを。そして寝返りを打ち、スポイトで口に含まれた液を枕に吐き出しました。
彼はその後、私の携帯を確認し、部屋から出ていきました。
彼が出て行ったのを確認してから、急いでドアの鍵を閉めようと。でもとことんバカな私。鍵がドアの外側にささったままでした。ドアの向こう側には彼がまだいるかもしれない。恐怖から部屋のドアを開けることもできず、もちろん鍵を閉めることもできず。
この後1時間ほど、いつ殺されるかわからないという思いに怯えながら彼がまた侵入してこないように必死にドアを自力で抑え、他のルームメイト達が起床するのを待ちました。
その間に、日本人の友人にに連絡。片手でドアを押さえ、もう片方の手でスマホ。スマホが手元にあって本当に良かったと感じた瞬間でもありました。
ルームメイト達が起床し、リビングも賑やかになり(そのフランス人男性は何事もなかったように朝食の準備をしていた)、そのタイミングで家を出ました。日本人の友人が迎えにきてくれ、一緒に警察へ。彼は現地の大学に通う方で、英語も達者。海外生活の知恵も豊富でした。
そして、その友人のアドバイス通り、枕のケースを警察へ持参。友人曰く、吐き出した液を検査してくれるかも、とのことでした。そこまで頭が回らなかった私は、彼の知恵に本当に助けられました。
警察に行き、事情を説明。オーストラリア警察はとても親身で日本語通訳者を手配してくださったり、身体検査の為に病院も予約してくださいました。また、カウンセリングの時間も設けてくれたり。
持参した枕カバーも検証してもらい、後にそれは睡眠薬だったことがわかりました。恐ろしいです。何が怖いかというとこれが初めてではなかったかもしれないということ。
そして彼は結局、その日に逮捕されフランスへと強制送還となりました…
と、長くなりましたが、
「ドアに鍵がついていないこと」や「鍵の閉め忘れ」から実際にこのような事件が起こることもあります。平凡だった私の日常にも舞振ってきました。
正直とても恐ろしく、命があって良かったとさえ思います。
けれど、私が部屋の鍵の重要性を認識していれば防げたこと。
この話をすると、「鍵をかけないなんてバカだよ」と言われることもあります。それはそうです。
けれど、
「たったの一泊くらい大丈夫」
「このエアビーは安くて節約もしたいから」
「彼らは私の大切なルームメイト、みんなを信用しているから」
と気が緩んでしまうこともあると思うんです。私がそうだったように。
そして何よりも、みなさんには異国の地でこんな思いをしてほしくない。
海外生活。自分は大丈夫、とは思わないで
男性女性関係なく、皆さんに気をつけてほしい。私がこれまでの様々な海外生活経験を通して学んだこと、それは
「自分の身を守る知恵を少しでも多くつけておく」
「海外で何かあった時に助けてくれる人を見つけておく」
ことです。また日常の小さなところで、日本の当たり前が当たり前ではないことに気がつかされます。
部屋の鍵を閉めることは普通のことかもしれませんが、楽しい海外生活で気が緩んでしまうこともあれば、確認不足で部屋のセキュリティーが甘いことも。旅行でのたったの一泊だとしてもドアに鍵があるところを選んでほしい。
命の危険がなくとも、パスポートや大切なものを盗まれる可能性だってあります。 前もって防げることは防いでいただきたいです。貴重で日本では味わえない素晴らしい経験のできる海外生活。苦しい思いをすることなく心から楽しんで欲しい。
今回の記事を通して、私の経験と失敗談がみなさんの身を守る術について考える機会になれば幸いです。
安全安心に海外旅行、留学・ワーホリ生活を送りましょう!
次回はイギリス渡航準備(YMSビザ/ワーホリ)について書いていきます。
\ インスタも更新中 /
今日紹介する一つ目の英語フレーズは、
「pitch black」: (ピッチ ブラック)
意味は「真っ暗」や「漆黒」
それでは、例文を見ていきましょう!
“The surroundings were pitch black. “
– あたりは真っ暗だった。
“It’s pitch black outside.”
– 外は真っ暗だね。
また「暗い」には、おなじみのdarkを使うこともできます。
“It’s getting dark outside”
– 外が暗くなってきた。
2つ目の英語フレーズは…
「Good fences make good neighbours. 」:(グッド フェンスィズ メイク グッド ネイバーズ)
意味は、親しき仲にも礼儀あり。直訳すると良いフェンスは良い隣人を作る-となりまずが、意味を知るとなるほど!英語のニュアンスって面白いですね。
ぜひ今日から英会話に取り入れて使ってみてください。
ではまた!